こんにちは、サクラサクセスです。
「子どものノートの字が雑で読めない・・・」
「落ち着いて丁寧に書いてくれたらいいのに・・」
小学生の生徒さんの保護者様と面談させていただく際に、結構頻出の悩みだと私は思っています。
非常に多くの保護者様が頭を抱えていますね。
生徒さんにもそのことについて尋ねてみると
「ノートだけじゃなくて、テストのときも自分でなんて書いてあるかわからなくて間違うことあるんだよね」
「ノートは…読めん!」
…など結構潔いお子様は多いですが(笑)、保護者様もお子様も何かしら解消したいという気持ちはお持ちだと思います。
みんな悩んでいます。
今日は、そもそもなんでノートをとるのか?
ノートの字がもたらす影響について書いていきたいと思います。
<目次>【小学生 】子供のノートの字が雑…。
ノートをとる目的は?
ノートをとる目的を知っていますか?
中学生以上になると答えることができる生徒さんも増えます。
その通り!『復習』のためにノートをとります。
では、小学生の生徒さんは、『復習』のためにノートをとっていると思いますか?
目的を理解してノートを書いていると思いますか?
そうなんです。
子どもたちは「ノートをとる目的」を理解していないのです。
先生の板書は写すものと言われて、ただ書き写しているだけの方が多いと思います。
『学校から帰ったら、家で復習するためにノートをとる!』
こういう目的意識を持っていたら、自然に、もっとていねいに書くようになると思います。
だって、雑に、汚く書いたら、読めなくて、復習できません。
そして、復習できないと学力が定着しません。
このノートをとる目的を小学生のお子様に理解させることから始めると効果的です。
私は面談時に、普段使用しているノートを持ってきていただくこともありますが、上記のようなお話をさせていただくと好奇心旺盛な小学生のお子様たちはとても良い反応を見せてくれます。
その後の行動の継続に続くかは置いておいて、ノートをとる目的をわからせてあげることがまずは第一です!
ノートをとる目的=『復習』のため!復習しやすいようにきれいな字で書きましょう。
ノートの字がもたらす影響について
ノートが雑で、汚いとこんなことになる!
以下、簡単な流れですが、「ノートの字が雑で汚い」⇒「自分がノートを読めない」⇒「復習できない」⇒「定着しない」⇒「成績が落ちやすい」
総じて、字が雑で、汚い子で成績が悪い!というのはこんなところに原因がある子も多いのです。
また、ノートが汚い原因が、学校の先生や塾の先生にある場合もあります。
例えば、学校の一斉授業や塾の集団指導に関しては、ある程度決まったカリキュラムが存在し、原則必ず終わらせる必要があります。
そうでないと、他のクラスとの進捗対比で遅れが出たりやテスト範囲のズレが生じてしまうからです。
先生も焦ってくると、授業も自然と足早になってきます。
解説が早口になり、次から次に板書するスピードも速くなります。
生徒さんもそれに追いつくために、丁寧に写していても消されて板書を写せなかったらしょうがないと
折角のノートもただ写すだけの作業になってしまい、字も汚くなってしまいます。
そうなると雑なノートの出来上がりです😢保護者様たちも同じような経験があるのではないでしょうか?
このように、先生にも原因があるケースもあります。サクラサクセスでも、なるべく生徒の皆様がきれいにノートを取れるように常に心掛けて授業を行ってまいります!
ノートの字が汚い=「成績が落ちやすい」…。
まとめ
どうでしたか?
ノートの字の雑さに関しては、意外と根深いものがあります。
ただ「丁寧に書きなさい!」だけでは伝わりにくいのも確かです。
保護者様もノートをとる目的にまで遡ってお伝えしてみると良いかもしれませんね。
今日はここまでです。
それではまた次回のブログで!