こんにちは、サクラサクセスです。
受験生は沢山の模試を受けますよね。
サクラサクセス生の中にも、サクラサクセスの模試はもちろん、他塾さんの公開模試を受けておられる方もいらっしゃいます。
他にも、日々の小テストや月ごとの月例テストのような小さなテストも含むと、本当に多種多様な『テスト(模試)』があります。
特に中学受験を受ける生徒さんは、高校3年生や中学3年生よりもテストを受ける機会が多いのではないかとも思っています。
こんなにあると、点数や合否判定などの結果にばかり目が行きがちで『模試の見直し』などは置き去りにしがちな方が多いのではないでしょうか?
しかし、それは本当にもったいない!
模試から何を学び、どう活用するかが大切です。
定期的に模試を受けて、自分の現状をしっかり把握し、成長の糧となるように、
記事の前半では『そもそも模試を受ける意味とは?』というテーマで書きます。
後半は『模試の活用方法』というテーマで書いていきます。
特に小学生のお子様は自発的に『模試の活用』は考えにくいと思われるので、保護者様向けにご紹介をしていきたいと思います。
そもそも模試を受ける意味とは?
①試験の雰囲気に慣れる!
試験時間の感覚も自ずと掴むことができ、時間が足りないということも、克服できるようになります。
②勉強してきたことのアウトプットの練習!
「あれ?これなんだっけ?」と感じたものは、アウトプットの練習が足りていないということです。
③自分の弱点を知る!
④自分の今の到達度を知る!
模試の活用方法(何を間違えたのか?ミスの内容を分析し、今後の方針を立てる!)
次のテーマは、そこから進んで次はどう動くのかをご紹介していきます。出発点は間違えた内容の分析です。この分析で直近の方針が決まります。
①計算ミス・問題文の読み間違え(いわゆるケアレスミス)
例えば、なぜ計算ミスをしてしまったのか?
計算過程を書いていなかった、ひっ算の途中でミスしていた、男の子でよくあるのが単に字が汚く別の文字に見えてしまった。
など原因は様々です。この分析は可能であればやって欲しいです。
得点できた問題なのに得点できなかったのが一番もったいないです。
②時間があればあともう少しで解けそうだった!解説を読めば分かった!
なんとなく解法の糸口が見つかりそうだったけど…
2つまで絞れたけど…
のように試験の制限時間内では解き方が思いつかなかったという問題の解きなおしは一番学習効果が高いです。
解説の熟読や先生への質問で解法が理解できたのなら、時間をおいてもう一度解きなおしをするべきです。
少し背伸びすれば解けるようにすることは、丁度いいレベルアップのタイミングです。
③問題を見ても、解説を読んでも全く分からん!
模試やテストの中には、大問の最終問題のように、正答率が10%を切るような超難問も含まれています。
今の自分の実力からはほど遠い問題になります。
このような問題は、一旦置いておきましょう。
解けない問題ができてしまい不安に思うかもしれません。
しかし、テストで満点をとる必要はありません。また、小学生が勉強にかけられる時間やエネルギーには限りがあります。
③の難しすぎる問題に時間とエネルギーを使いすぎるよりも、②のあと一歩克服すれば得点できる問題を頑張ったほうが結果は出ます。
そこをまずは完璧にすることで基礎ができ、近いうちに挑戦ができるかもしれません。
まとめ
まとめると
・ケアレスミスの振り返りには時間をかけない。なぜミスをしてしまったのか?までは最低限分析を!
・あと一歩で手が届く問題に一番時間をかける。全力で解きなおし!
・超難問一旦置いておく!
です。
今日はここまでです。
それではまた次回の記事で!