こんにちは、サクラサクセスです。
先日、スマートフォンと連動した『暗記ペン』なるものを某サイトで見ていました。
そうすると、下の方に、『この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています』と出ていて、ふと目をやると『宿題やる気ペン』なる文字が…。ノンストップでクリック。まんまとコクヨさんのネーミングセンスにやられた感じがしますが、これがまた良さそう。
特に、小学生の宿題に向かうモチベーションの向上は塾としても興味があります。
保護者様としても、「楽しく勉強に向かってくれたらなぁ~」、「宿題をやる良い動機づけがあればなぁ~」とお悩みの方も多いと思います。
お子様が勉強に向かう上で何かしらの起爆剤になれば良いなと思い、今日は目に止まった、『宿題やる気ペン』について私なりにご紹介していきたいと思います。
素晴らしいアイディア!宿題やる気ペンとは?
コクヨさんの『宿題やる気ペン』のHPを閲覧させていただくと商品説明だけでなく、動画も視聴可能です。どんな商品なのか、商品の良さは?など知りたいことは十分伝わるのではないでしょうか?
使い方は、いつも使用している鉛筆にこの装置をつけるだけです。スマートフォンのアプリと連動して日々の勉強の取り組みを見える化しているようです。
使用度に応じて光るLEDのライト、勉強した時間に応じて溜まったやる気パワーをアプリに転送する仕組みなど『子供のやる気』を上げる機能はもちろんですが、保護者様の管理面にも配慮があります。
サクラサクセスでもICTツールや紙媒体で様々な学習管理方法を試していますが、生徒さんの学習意欲や個性に比例する部分もあり苦戦することもしばしば…。
この自分の文房具に装着するだけで、勉強の取り組みが管理できるアイディアは素晴らしいと思います。
サクラサクセスは、中学生・高校生が主体の塾なので、中高生向けに改良があればなぁとも思ってしまいました。六角形の鉛筆や太さの指定があったのでシャープペンはさすがに難しいかな…。
やる気はあったら儲けもの!?勉強の習慣化に従う!
以前、ブログにも書きました。脳の仕組みと勉強のやる気の問題。
『やる気が出るから、勉強する』ではなく×
『勉強するという体の表現につられて、やる気が出る』が正しいのです○
「やる気が出ないから勉強できない」など言っている暇があれば、さっさと勉強(行動)すべきなのです。
最初はやる気はなくて当たり前、あると感じたんならラッキーぐらいに思っておきましょう。
やる気をアテにしないこと。これは勉強に限らず取り組むこと全てにおいて言える大事なコツです。
期待すべきは、「習慣」です。
そこでちょっとアドバイスです。
【勉強の習慣化のコツ】
①環境を整える
勉強場所の片付けをする。
保護者様と面談させていただくと、「この子勉強する前に、まずは勉強するところを片付け出すんです…」と嘆いておられる保護者様も多いですが、実は理にかなっているんです!
一見、習慣化と直接関係ないように思えますが、環境は習慣化に影響を及ぼします。
例えば、散らかっている机は勉強に向いていると思いますか?そうは思いませんよね。
まずは子どもを取り巻く環境を見直して、行動しやすい環境を作り必要があるのです。
②小さいことからやってみる
いきなりたくさんの問題にあたったり、難易度の高い問題に挑戦するのではなく、短時間で小さなステップをこなしていくことを目標にしましょう。
例えば、難易度は易しめの計算問題集を開き、5問だけやってみる。などです。
この簡単な短時間の行動は、心理学においても「ベビーステップ」と呼ばれ、効果が実証されているんです。
枠組みとしては、「まずは短時間」・「簡単な行動」の2つがあります。いきなり問題を50問やろう!と意気込んでも、長続きはしません。
おそらく現状では、「面倒」「大変そう」などのネガティブなイメージが頭の中にあるので、行動自体がストレスになる可能性が高いです。
だから、とにかくそのストレスを感じないような、気楽なレベルまでハードルを下げて、まずは動くことが大切なんです。先ほど紹介した、『宿題やる気ペン』を使うために、英単語のスペルを練習してみるなんかもいいかもしれません。目的が使うことにはなっていますが(>_<)、持続できれば学習効果に繋がります(*^-^*)。
③すぐに褒める
これは保護者様のご協力を得たい部分です。
お子様がやったこと・できたことをできるだけその日のうちに褒めてあげてください。
親子で達成感を共有することは、勉強に向かう気持ちを力強く後押しします。
勉強の習慣化=環境整備+ベビーステップ!保護者様の協力も重要!
まとめ
以上、色々と書いてはきましたが、一度『毎日、この時間にこれだけやる!』と決めてしまうことが大事です。これは自分で設定した計画でもあり習慣です。ここを全力で守れるようにまずは頑張りましょう。
この習慣にしたがって勉強をしていくことで、(いつもではないですが)あとからやる気はついてくるはず!
やる気頼みではなく、習慣に従って勉強に取り組んでいきましょう。『宿題やる気ペン』も習慣化サポートの観点で使用できると良いと思いました。