鳥取エリア教室ブログ

本嫌いなあなたへ 読書のすすめ

2018.11.07

倉吉上井教室 学習方法

こんにちは。倉吉上井教室のミスター長島です。

日本シリーズはソフトバンクが優勝しましたね。ファンの皆さんおめでとうございます。私は、西武のピッチャー工藤がいまや監督かあ・・・としみじみ思う世代です。

 

さて、日本シリーズも終わった今、秋の夜長に読書を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

いや、読んでないって??

 

確かに、情報の多いこのご時世において、あえて紙の本をとろうとする人は少ないかもしれません。大人も含めて。

 

しかし、学校の先生からも言われるでしょう。「国語力をつけるために、本を読みなさい」って。読んでいる人と読んでいない人では、読解力や記述力がかなり違うと私も実感しています。

 

小学校1年生からずっと読み続けている人と全然読んでいない人とでは、高校入試時点で9年分の読書量の差が付くわけですから。

 

読む習慣がない人は何を読んだらいいのでしょう。

 

ものすごく簡単な本を読む

 

背伸びしないでいいんです。難しい漢字や言葉ばかりでは読む気も失せるでしょう。だいぶ大人な私ですが、小学生向けに編集された本を読むこともあります。

「宝島」の原作はかなり長いので、このように子供向けに短縮してあるものは、時間をかけたくない人にはぴったりです。その上、たくさん挿絵がありますので、見たことのない風景を知るのに役立ちます。

 

ちなみに「宝島」作者のスティーブンソンさんは44歳という若さで亡くなるまでに、「ジキル博士とハイド氏」などの名作も発表しています。児童文学者というわけではないのです。「宝島」が気に入ったら、ほかの作品も読んでみたくなりますよ。

 

興味のある分野の本を読む。

 

サッカー部ならサッカーやサッカー選手に関する本、バスケ部ならバスケの本、吹奏楽部なら奏法の本や楽曲の解説など興味の赴くまま読んでみましょう。自分の所属する部についての本はすぐ読めますし、知識はすぐに役立ちます。

 

私は学習塾で指導することを生業としていますから、やはり勉強法に興味があるわけでして、このように日々勉強しているわけです。

 

 

 

漫画を読む

 

子供向け文学からは卒業したいけど、かといって大人向けの本をいきなり読むのは難しい。。そんなときには、ちょっと大人っぽい漫画がいいかもしれません。

 

1977年に発表された、手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」は今見ても色褪せません。倫理観とは何かを読むものに突き付けてきます。ドラマにもなった「透明なゆりかご」では、妊娠・出産に関しての様々なエピソードを通して命の尊さを伝えてくれます。医学に興味のある人には特におすすめです。

 

また、漫画には歴史を理解しやすいという利点があります。当時の服装、建物が絵で楽しめるわけですから視覚的に記憶に残りやすいのです。学習漫画というよりは作品自体に魅力があるほうがいいでしょうね。

 

元寇襲来を迫力をもって伝える「アンゴルモア」、紀元前の中国を舞台にした「キングダム」、源氏物語を美しいタッチで描く「あさきゆめみし」など、すぐれた作品がたくさんあります。世界史や日本史の入り口として楽しんでみてください。

 

小説やノンフィクション、一般向けの学術書などに進む橋渡しとしても、漫画はうってつけだと思います。

 

 

(おまけ)保護者の方へ

 

保護者さん自身が、子供の前で本を読んでいる姿を見せるといいですよ。その姿をみたお子さんが「大人って本を読むんだな。わたしも大人みたいに本が読みたいな」と自ら本を読みたがるのです。

 

ぜひ試してみてください。

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