こんにちは。

境港誠道教室です。

数学の授業では、いつも途中式を書くようにしつこく指導をしています。

自己流でちょこちょこっとメモ書き程度で式のまわりに書き足したり、ノートの隅に書き残したりするものを途中式と思っている人がいますが、それでは途中式の意味がありません。

途中式をちゃんと書けるようになることはとても重要です。

言い過ぎかもしれませんが、丁寧に途中式を書いて一問解くことの方が、暗算だけで何十問解くよりも意味があります。

途中式とは思考の過程を書き出すことです。

暗算のみで何となくしていると肝心なところをごまかすことになり、いつまでも思考がいい加減になります。

途中式は計算の見直しとやり直しに役に立ちます。

間違いを探すために一から計算をしていては時間がいくらあっても足りません。

また、勘違いをしたまま何度計算をしても正しい答えには至りません。

高校の数学では計算式が複雑になりますので、途中式が必要になります。

中学生は今のうちに途中式を適切に書けるようになっておくことが、高校数学をより楽にこなせるようになるためにとても大事ですよ。