こんにちは、サクラサクセスです。
島根県では、昨日令和2年度公立高校入試が終わりました。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
今までここまで継続的に勉強してきた経験はあまりない方が多いのではないでしょうか?
本当に大変だったと思います。皆さんの努力が実を結ぶことを祈っています。
…と安心しているのも束の間、実は受験が終わってからの4ヶ月も本当に大切な時期なんです!
「いやいや、来月から高校生ではあるけど、まだ大学受験は3年先でしょ!」と仰る方も多いとは思いますが、今日は高校入試後4ヶ月の大事さをご説明させていただきます。
特に、新高校1年生はしっかり意識して欲しいポイントです!
7月までについた差は高校3年までほとんど変わらない!!
高校に入学した段階では各学校の合格基準を突破した生徒が集まるので、多少の差はあってもどの生徒も学力はほぼ同じです。
しかし、皆さんもなんとなく想像できると思いますが、頑張った人とそうでない人は7月頃までには差が開いていきます。
そして、もっと重要なことは7月までに開いた差は高3までほとんど変わらないという事実です。
どういうことかと言いますと、
高1の7月に進学校の生徒はみな進研模試という試験を受けます。
そして、この時の偏差値が高3の最後に受ける大学入試センター試験(旧名称)の結果とほとんど変わらないということなんですね。
例えば、過去の生徒の実例を上げますと、次のようになります。
Aさん 高1・7月偏差値 41.0 → 高3センター試験 384点
Bさん 高1・7月偏差値 49.2 → 高3センター試験 493点
Cさん 高1・7月偏差値 56.9 → 高3センター試験 555点
Dさん 高1・7月偏差値 60.7 → 高3センター試験 615点
Eさん 高1・7月偏差値 65.1 → 高3センター試験 681点
Fさん 高1・7月偏差値 71.8 → 高3センター試験 739点
Gさん 高1・7月偏差値 79.1 → 高3センター試験 791点
こちらのデータを見ていただけると一目瞭然ですね。
『高1の7月の偏差値=高3で受ける試験の偏差値』となる事が多いので、7月までのスタートダッシュが大切!
2学期から頑張るのは乗り遅れた電車を走って追いかけるようなもの
では、なぜこのように高1の一学期についた差がその後変わらないのか。
その最大の原因は高校での授業のスピードの速さと難易度の高さにあります。
サクラサクセスに通ってくれている高校生に高校での勉強についてアンケートを取ったところ、全体の96%が「思っていたより難しかった」と答え、全体の84%が「思っていたより速かった」と答えています。
そのため、一学期に勉強をおろそかにしていると二学期には何を言っているのかさっぱりわからないという授業がでてきます。そうなってから頑張って復習をし始めても自分が1つできるようになったころには学校は2つも3つも進んでしまって追いつくことはかなり難しいという状況になります。
これは例えれば、乗り遅れた電車を走って追いかけているようなものです!!
追いつくはずがないということがイメージできると思います。
逆に、最初に頑張った生徒は電車に乗っているようなものですからそのままがんばって勉強して学校の授業についていけば、どんどん進んでいけるんですね!!
高1の一学期が非常に重要!勉強をおろそかにして、追いかけることの無いようにしよう!
高校入試から4ヶ月で大学入試の結果が決まる
このように高校入試が終わってからの4ヶ月間はその後の人生を左右するといってもまったく大げさではないということがわかります。
この4か月間を「人生を変える4か月間」として認識してしっかり頑張りましょう!!
サクラサクセスでは、高校入学準備のサポートも行っています。
進学先や学力レベルに応じたサポートを行っており、学習進度が早い生徒さんは、高校1年生の2学期の予習を3月中に終えている方もいます。
既に大学受験に向けた勉強を開始した生徒さんも多いです。皆さんも続きましょう!