こんにちは、サクラサクセスです。
高校3年生の皆さんは、いよいよ模試ラッシュの学年ですね。
8月以降は、特にほぼ毎月行われるマーク模試の結果が気になるころです。
サクラサクセスの生徒さんの自己採点では、数学での得点アップ報告が毎年多く入っています。
今日はマーク形式の数学対策の話です。
数学が苦手、おおよそマーク模試で60%に満たない人向きです。
国公立大を狙うとなると、目安になるマーク模試の得点率65%以上…。
マーク形式の数学で、65%を超えるには、
基礎問題を速やかに正確、確実に取ることが何より大切です。
基礎問題を速やかに正確、確実に取るためには、2つの力が必要です。
①解き方が分かる力
②計算力
数学が苦手な人は、両方とも不足していることが多いです。
演習をたくさんやって、この2つの力を身につけましょう!
・・・これでは、何の参考にもなりませんね。
では「どのように」演習をすすめていくか具体的に今日はお話したいと思います。
<目次>マーク形式の数学の勉強方法
①解き方が分かる力をつける
私のお勧めは、まずは『解き方が分かる力』を向上させることです。
解き方が分かる力は、意外と短期で上げることができます。
また、苦手感が薄れ、面白みを感じられ、やる気が出てきます。
2年間かけて履修してきた数学です。復習をするのも大変ですよね。
しかし、やらねばなりません。
教科書や、学校の問題集を復習するのもよいでが、ネックになるのは量が多く時間がかかることですね。
短期間で出遅れを取り戻すなら最短で復習する方法をとる必要があります。
例えば、出雲エリアの高校部では、高校3年生の個別指導で緑チャートを多く使っています。
緑チャートはセンター特化型のチャート式参考書です。
マーク形式の問題集はたくさんありますが、
緑チャートの長所として以下が挙げられます。
緑チャートの長所1:問題数がちょうどいい
1 問題数がちょうどいい
1冊で数学ⅠA、ⅡBのセンター基本頻出パターンを大体網羅しています。
その割に、問題数が多すぎないので1周するのに時間がかかりすぎないのです。
緑チャートの長所2:解説(説明)が多い。難易度が段階に分けられている。
特に難易度は基本例題、重要例題、実践問題と分けられていて、さっぱり忘れ気味の人でも基本例題から公式そのままに近い問題が復習できます。
また、見直しは例題と解法を読むだけでも可能です。
苦手感が強い人は、まず基礎例題をマスターし、その後、重要例題をマスターしてもらっています。
例えば、サクラサクセスでは、考え込んで時間を使い過ぎずに、不明点に付箋をしてきて、個別指導で疑問解決するようにしています。
特に重要例題は、難易度が上がるので、個別指導でヒントを与えながら解いていっています。
しっかり理解して、解法の引き出しが頭の中に入ることを、苦手克服の足がかりとして進めています。
やってみて怪しかったところは、同じ問題を何度もしっかり見直して、
基本例題は瞬時に解法がイメージできるようにしましょう。
計算はせずに解法に集中したほうが短いスパンで復習できます。
緑チャートを上手く活用して、短期間で後れを取り戻そう!
②計算力をつける
ここまで来たらあとは解き切るトレーニングです。閃いた解法を素早く解けるようになりましょう。
地道な計算トレーニングが必要です。
展開や因数分解を始めとした基礎計算・公式の当てはめで躓きがないことが絶対条件です。
加えて、全部解かずとも、空欄や自分で書いたグラフ・図を見ただけで当てはまる答えが大体わかってくるとマーク形式に慣れた解き方と言えるでしょう。
この点のテクニックについてはまたどこかで触れたいと思います。
まとめ
今日のおさらいです。
まず、『解法の引き出しが頭の中に入ること』これが大切です。
これができてこそ、各高校でやっている、マーク形式の問題集の演習や
センターの過去問演習、模試の直しが効果的な学習になります。
似たような解法の問題が、ちょっと出し方を変え、何度も出題されています。
数学をあきらめるのは、まだ、早いです。
頑張って間に合わせましょう!
解法の引き出しの作成ができれば、1ヶ月で劇的に力をつけることも出来ますよ。
また、サクラサクセスではセンター数学で80点、90点以上を目指す人のためのコースもございます。
個々の学習状況に合わせて最適で具体的な方法を提案させて頂きます。
興味をもたれた方はサクラサクセス各教室にご相談、お問い合わせください。