こんにちは、サクラサクセスです。
「社会は暗記科目だから覚えたら点数とれるでしょ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!」と言われがちですよね?
お子様からしたら、「語句を覚えても、なんかわからんけど点がとれないんだよなぁ…」
とやるせない気持ちになってしまうこともしばしばあるのではないでしょうか?
今日は、暗記科目でテストの点数をとるのが楽と思われがちな社会ですが、なぜ点数がとれないのか?
最後は、どうすれば点数がとれるのかまでご紹介させていただきたいと思います。
保護者様の学生時代の社会と現在のお子様の社会内容ってい結構違うんです。
そこを理解していただければなと思います。
<目次>
- 過去と現在の社会科目(地理)の内容の違い
- 社会の分野別(地理)の着目ポイント
- まとめ
過去と現在の社会科目(地理)の内容の違い
さて、社会に関しては以前の教科書改訂に伴い、日々の学習内容にも変化が出ています。
以前は、地理では、世界数カ国と日本数県に絞った学習内容でしたが、世界地理も日本地理も勉強していく地域・地方が拡大され、ほぼすべてを学習していく形になっています。
入試の出題も語句はほとんど問われず、グラフや地形図の読み取り、時差や面積の計算問題、記述問題等語句の暗記だけでは対応できなくなりました。
世界地理・日本地理ともに学習する地域・地方が拡大され、ほぼ全てを学習するようになった。
入試の出題形式にも変化があり、お父さんお母さんの頃の受験対策とは違った対策が必要になっている。
社会の分野別(地理)の着目ポイント
地理の出題傾向・ポイントは?
そもそも社会とは、主要5科目の中で暗記した知識がそのままテストの得点に直結しやすい科目になります。
知識があるだけでは正解にたどり着かない他の科目とは違い、社会は「知っていれば正解できる」という面が非常に強い科目です。
このことから、短時間の勉強でも成果が出やすく、得点も上げやすいです。
もっとも、知識の量と正確性も問われますので、「なんとなく覚えている」という曖昧な知識では、得点できません。
そうはいっても覚えるべき知識の量は膨大です。地理だけでも、日本だけでなく世界の国名・地名や気候はもちろん、農業や産業、宗教や民族など覚えるべきことが多いです。
加えて、前回お話ししたように地理に関しては、語句問題はほとんど出題されません。
グラフ・地形図・分布図・雨温図の読み取り、計算問題など暗記した知識の運用方法を問われます。
並べてみただけでもクラクラする方もいそうですね。
でも大丈夫です!そんな地理にも勉強のポイントがあります!
そこを踏まえつつ学習を進めることで暗記の負担もグッと減り、グラフ等の読み取りにも応用できますよ!
地理は、暗記した知識がテストの点に直結しやすい!短時間の勉強で成果が出やすく、得点も上げやすい
グラフ・地形図・分布図・雨温図の読み取り、計算問題など暗記した知識の運用がカギ!
②地理はイメージと関連付けて暗記の効率化
「国名や地名なんかは暗記できるけど、産業とか気候とかはどう暗記していったらいいかわからない(泣)」
‥という声をよく聞きます。
確かに、地形と産業、気候と農業など、中学校では単元別に勉強していき1つ1つを暗記していく必要がありますが、これらは関連性を持っていることが多いです。
簡単な例としては、
- ある鉱物が取れる地形ではそれを利用する産業がさかん
- 寒冷な気候の土地ではそこに合った農作物が作られる
などがあります。
関連性のあるものを多少なりともこじつけで覚えていくと記憶が強化されますし、暗記の負担も減ります。
ちなみに、気候や地形など、日本を超えて世界各地になると馴染みがなくどうしてもイメージしにくくなることがありますよね?
そう言った場合は、国内でも似たような地形や気候を持つ地域もあるのでそのような例と関連付けると覚えやすいかもしれません!
地形・産業・気候・農業など、暗記しずらいものは関連性のあるものと合わせて覚えよう!
③教科書の「資料」、地図帳はしっかり熟読!
教科書には、写真・分布図・統計グラフ・地形図などの資料が多く載っています。
実は、「資料」に重要事項が詰まっています。
各地域の特徴や様子、貿易相手国などを資料から読み取れるよう、日頃から資料に触れておきましょう。
また、地理では地図帳も重要です。教科書に出てくる地名は必ず地図とセットで出題されます。
しっかり地図上で位置を確認しましょう。
さらに、統計の上位3か国の位置まで押さえておくことも大切です。
ここまでできれば高校受験では応用問題と言われるグラフの読み取りもただの知識問題に早変わり!
ちなみに、教科書本文に加えて、写真付き資料集や地図帳を使うとイメージしやすくなり、記憶に残りやすくもなりますよ!
地図帳・そして「資料」は読み込もう!統計の上位3か国は必ず抑えよう!
まとめ
以上、地理の勉強のポイントでした。
「やること多いなぁ~」と思った方もいるとは思いますが、
上述のことを少し意識して問題演習・解説を読むだけでも「あぁ~なるほど!」と思っていただけると思います!
今回お伝えした社会【地理】の勉強方法で、今後の地理の勉強が輝かしいものになることを祈っています!