「小学生に塾は必要?」
「周りの子はいつから塾に行ってるの?」
お子さんが小学校に入学し、周りの友達が塾に通い始めると、このような疑問や不安を感じませんか?
特に初めてのお子さんの場合、「うちの子も早く塾に通わせないと…」と焦ってしまうかもしれません。
塾にはメリット・デメリットがあり、子どもの性格や学習状況によって、最適な学習方法は異なります。
この記事では、「小学生に塾は必要なのか」という疑問に対して、調査データなどを交えながら解説します。
この記事を読めば、小学生の学習に関する悩みが解消され、ご家庭にとって最良の選択ができるはずです。
目次
小学生が塾に行っている割合
小学生の塾通いの割合はどれくらいなのでしょうか。
まずは、客観的なデータを見てみましょう。
学校以外で行っている習い事
★小学生の4人に1人が「習い事なし」。もっとも人気な習い事は「水泳」。
【図】行っている習い事はありますか。(複数回答可)
3位は「受験のための塾・学校の補習のための塾」(16.3%)でした。学年が上がるほど人気が高まり、小学校5・6年生のランキングでは首位でした。さらに男女別にみると、小学校5・6年生では女子に比べて男子のほうが塾に通う割合が高くなっています。
一方、どの習い事よりも回答が多かったのが「学校以外で行っている習い事はない」(27.5%)でした。小学生の約4人に1人は習い事をしていないという結果です。ここ数年、「習い事なし」と答える人の割合は上昇傾向にあるようです。
<中略>
○ 調査方法の概要
本調査に協力していただける日本全国の小学生(1~6年生)の子どもをもつ保護者を、約465万人のモニター母集団から抽出し、保護者付き添いのもとで、子ども本人が回答するように依頼しました。小学1~6年生各学年で男子100人と女子100人ずつとその保護者(計1,200組)の回答が集まったところで調査を終了しました。
学研教育総合研究所の調査によると、小学生全体で「受験のための塾・学校の補習のための塾」に通っている子どもの割合は16.3%で、習い事の中で3番目に多いという結果が出ています。
ただし、「学校以外で行っている習い事はない」と回答した子どもが27.5%と最も多く、約4人に1人は習い事をしていないこともわかります。
以下の表は、上記の調査結果の「学習系の塾」に絞った表です。
区分 | 詳細 | 学習の補習のための塾 ・受験のための塾 |
通信教育 | 英会話教室 ・英語塾(読み書き中心) |
---|---|---|---|---|
全体 | 16.3 | 14.9 | 13.8 | |
性別 | 男子 | 17.0 | 14.7 | 11.7 |
女子 | 15.5 | 15.2 | 15.8 | |
性学年別 | 男子 小1 | 8.0 | 13.0 | 7.0 |
男子 小2 | 12.0 | 12.0 | 14.0 | |
男子 小3 | 10.0 | 21.0 | 11.0 | |
男子 小4 | 15.0 | 17.0 | 12.0 | |
男子 小5 | 30.0 | 16.0 | 15.0 | |
男子 小6 | 27.0 | 9.0 | 11.0 | |
女子 小1 | 7.0 | 10.0 | 19.0 | |
女子 小2 | 10.0 | 17.0 | 13.0 | |
女子 小3 | 17.0 | 12.0 | 16.0 | |
女子 小4 | 18.0 | 20.0 | 15.0 | |
女子 小5 | 20.0 | 19.0 | 19.0 | |
女子 小6 | 21.0 | 13.0 | 13.0 | |
学年別 | 小学1年生 | 7.5 | 11.5 | 13.0 |
小学2年生 | 11.0 | 14.5 | 13.5 | |
小学3年生 | 13.5 | 16.5 | 13.5 | |
小学4年生 | 16.5 | 18.5 | 13.5 | |
小学5年生 | 25.0 | 17.5 | 17.0 | |
小学6年生 | 24.0 | 11.0 | 12.0 |
上記の表を見ると、学年が上がるにつれて塾に通う子どもの割合が増加する傾向にあることがわかります。
特に、小学5年生と6年生では、男子の約3割、女子の約2割が塾に通っています。
これは、中学受験を意識する家庭が増えるためと考えられます。
また、通信教育を利用している子どもの割合も、塾に次いで多いことがわかります。
低学年では英語会話教室の人気も高いですが、学年が上がるにつれて、学習塾や通信教育の割合が増加する傾向が見て取れます。
小学生に塾は必要かどうか確認するポイント
では、小学生に塾は必要なのでしょうか。
結論、一概に「必要」「不要」と断言することはできません。
子どもの状況や家庭環境によって、塾が必要な場合もあれば、必要でない場合もあります。
ここでは、塾の必要性を判断するためのポイントを5つ紹介します。
学校の授業についていけているか
まずは、学校の授業についていけているかどうかが、判断の基準となります。
もし、学校の授業内容が理解できていない、宿題が一人で解けないといった状況であれば、塾で基礎を補強する必要があるかもしれません。
学校の先生に相談したり、定期テストの結果を参考にしたりして、子どもの学習状況を把握するようにしましょう。
学習習慣が身についているか
学習習慣が身についているかどうかも、大切なポイントです。
毎日決まった時間に机に向かう習慣があり、自分で計画を立てて学習できる子どもであれば、塾に通わなくても学力を維持・向上できる可能性があります。
一方で、学習習慣が身についていない子どもは、塾で強制的に学習時間を確保し、学習習慣を身につけることが有効な場合もあります。
家庭学習でサポートできる環境があるか
家庭学習で保護者が十分にサポートできるかどうかも、考慮すべき点です。
共働きで忙しい、保護者が勉強を教えられないなどの理由で、家庭学習のサポートが難しい場合は、塾の力を借りることを検討しても良いでしょう。
ただし、塾に通わせるだけでなく、家庭でもできる限りのサポートをすることが大切です。
将来の目標や進路が決まっているか
将来の目標や進路が決まっているかどうかも、塾の必要性を判断する上で考慮すべきポイントとなります。
例えば、中学受験を考えている場合は、小学校中学年頃から塾に通い、受験対策をするのが理想的です。
子どもの将来の目標や進路に合わせて、塾の必要性を検討しましょう。
子どもの性格や特性に合っているか
塾に通うかどうかは、子どもの性格や特性も考慮して判断する必要があります。
集団での学習が好きな子どももいれば、個別指導の方が集中できる子どももいます。
また、競争することでやる気が出る子どももいれば、プレッシャーに弱い子どももいます。
子どもの性格や特性に合わせて、塾の形態(集団指導、個別指導など)を選ぶことが重要です。
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小学生が塾に行くメリット
小学生が塾に行くことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、主なメリットを3つ紹介します。
学習習慣が身につく
塾に通うと、定期的に授業があり、宿題も出されます。
そのため、自然と学習習慣が身につきます。
特に、低学年のうちから学習習慣を身につけておくことは、その後の学習意欲や学力向上に大きく影響するため、重要です。
塾は、学習習慣を身につけるための良いきっかけとなるでしょう。
学校の授業の予習・復習ができる
塾では、学校の授業の予習・復習を行うことができます。
予習をすることで、学校の授業がより理解しやすくなり、復習をすることで、学習内容の定着を図ることができます。
また、塾によっては、学校では扱わない発展的な内容を学ぶことも可能です。
学校の授業の理解度を深め、さらに応用力を高めたい場合に、塾は有効です。
苦手科目を克服できる
塾では、一人ひとりの理解度に合わせた指導を受けることができます。
そのため、学校の授業では理解できなかった部分や、苦手な科目について、丁寧に教えてもらうことができます。
また、プロの講師から、効果的な学習方法を学ぶことも可能です。
苦手科目を克服し、全体の学力を底上げしたい場合に、塾は力強い味方となるでしょう。
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小学生が塾に行くデメリット(注意点)
小学生が塾に行くことには、メリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。
ここでは、主なデメリットを3つ紹介します。
費用がかかる
塾に通うには、授業料や教材費などの費用がかかります。
特に、複数の科目を受講する場合は、費用が高額になる傾向があります。
家計の状況を考慮し、無理のない範囲で塾を選ぶことが大切です。
また、塾によっては、兄弟割引や特待生制度などを設けている場合もあるので、確認してみると良いでしょう。
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時間的な負担が大きい
塾に通うと、学校の宿題に加えて塾の宿題もこなさなければなりません。
そのため、子どもによっては、時間的な負担が大きくなることがあります。
また、通塾時間も考慮する必要があります。
習い事や友達と遊ぶ時間とのバランスを考え、子どもに過度な負担がかからないように注意が必要です。
子どもにストレスがかかる可能性がある
塾に通うことで、子どもに精神的なストレスがかかる可能性もあります。
特に、周りの子どもと成績を比較されたり、過度な期待をかけられたりすると、子どもはプレッシャーを感じてしまいます。
子どもの様子をよく観察し、ストレスを感じているようであれば、塾の先生に相談したり、場合によっては転塾や、塾を休ませたりすることも検討しましょう。
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【学年別】小学生が塾に行く理由とは
小学生が塾に行く理由は、学年によって異なります。
ここでは、学年別に、塾に行く主な理由を紹介します。
低学年(1年生・2年生)
学習習慣の定着
低学年のうちは、学習習慣を身につけることが最も大切です。
塾に通うことで、毎日決まった時間に勉強する習慣を身につけ、自ら学ぶ力を養うことができます。
家庭学習だけではなかなか習慣づけが難しい場合、塾のサポートは有効です。
基礎学力の向上
低学年で学ぶ内容は、その後の学習の基礎となります。
塾では、国語や算数など各教科の基礎をしっかりと学ぶことで、高学年になってからの学習をスムーズに進めることができます。
学校の授業でつまずきやすいポイントを、塾で丁寧に教えてもらうことで、基礎学力を定着させることが可能です。
小学校入学準備
小学校入学前に、塾に通い始める子どももいます。
これは、小学校での学習にスムーズについていけるように、準備をすることが目的です。
ひらがなや数字の読み書き、簡単な計算など、小学校入学前に身につけておきたい基礎的な学力を、塾で学ぶことができます。
中学年(3年生・4年生)
苦手科目の克服
中学年になると、学習内容が難しくなり、苦手科目が出てくることがあります。
塾では、一人ひとりの理解度に合わせた指導を受けられるため、苦手科目を克服することができます。
学校の授業では理解できなかった部分を、塾で丁寧に教えてもらうことで、自信を取り戻すことができるでしょう。
応用力の養成
中学年では、基礎的な知識を応用する力が求められます。
塾では、様々な問題に取り組むことで、応用力を養うことができます。
学校の教科書だけでなく、発展的な問題集やプリントなどを使って、より深く学習することが可能です。
応用力を高めることで、思考力や問題解決能力を育てることができます。
学習意欲の向上
中学年になると、学習意欲が低下する子どももいます。
塾に通うことで、同じ目標を持つ仲間と出会い、刺激を受けることができます。
また、塾の先生から褒められたり、励まされたりすることで、学習意欲を高めることができるでしょう。
競争意識が芽生え、切磋琢磨することで、さらなる学力向上が期待できます。
高学年(5年生・6年生)
中学受験対策
中学受験をする場合は、高学年から本格的な受験対策が必要になります。
中学受験塾では、志望校に合わせたカリキュラムで、効率的に受験勉強を進めることができます。
過去問演習や模擬試験などを通して、実践的な力を身につけることが可能です。
中学受験は、子どもにとって大きな挑戦ですが、塾のサポートがあれば、乗り越えることができるでしょう。
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学習内容の総復習
高学年では、小学校で学ぶ学習内容の総復習を行います。
塾では、これまでに学んだ内容を体系的に復習し、中学進学に備えます。
小学校の学習内容は、中学校の学習の基礎となるため、しっかりと復習しておくことが重要です。
塾で総復習をすることで、知識の抜けや漏れを防ぎ、自信を持って中学校に進学することができます。
中学校の先取り学習
一部の塾では、中学校の先取り学習を行うことがあります。
これは、中学校での学習をスムーズに進めるために、小学校のうちから中学校の内容を予習しておくことが目的です。
英語や数学など、中学校でつまずきやすい科目を、塾で先取り学習することで、余裕を持って中学校生活をスタートさせることができるでしょう。
後悔しないための小学生の塾の選び方
塾選びは、子どもの学習に大きな影響を与えるため、慎重に行う必要があります。
ここでは、後悔しないための塾選びのポイントを5つ紹介します。
子どもの性格や学習スタイルに合っているか
まずは、子どもの性格や学習スタイルに合った塾を選ぶことが大切です。
集団指導が向いている子どももいれば、個別指導の方が集中できる子どももいます。
また、競争することでやる気が出る子どももいれば、マイペースに学習したい子どももいます。
体験授業に参加するなどして、子どもの性格や学習スタイルに合った塾を選びましょう。
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塾の教育方針やカリキュラムを確認する
塾の教育方針やカリキュラムも、重要な判断材料です。
基礎学力の定着を重視する塾もあれば、応用力や思考力を伸ばすことを重視する塾もあります。
また、中学受験に特化した塾もあれば、学校の補習を目的とした塾もあります。
子どもの目標や目的に合わせて、塾の教育方針やカリキュラムを確認しましょう。
講師の質や相性を確認する
講師の質や相性も、塾選びの重要なポイントです。
経験豊富で指導力のある講師がいるか、子どもとの相性は良いかなどを確認しましょう。
体験授業に参加したり、塾長や講師と面談したりする機会を設けるのがおすすめです。
講師との相性が良ければ、子どもは安心して学習に取り組むことができ、学力向上にもつながります。
費用や通塾のしやすさを考慮する
塾の費用や通塾のしやすさも、考慮すべき点です。
授業料や教材費などの費用が、家計の負担にならないかを確認しましょう。
また、塾までの距離や通塾時間、送迎の有無なども確認が必要です。
費用や通塾のしやすさは、塾を継続する上で重要な要素となるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
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口コミや評判を参考にする
実際に塾に通っている子どもや保護者の口コミや評判も、参考になります。
インターネットの口コミサイトや、塾のホームページに掲載されている体験談などをチェックしてみましょう。
ただし、口コミや評判はあくまで参考程度にとどめ、最終的には自分の目で見て、判断することが大切です。
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まとめ
小学生の塾の必要性について、様々な角度から解説してきました。
塾に通うことには、学習習慣の定着、学校の授業の理解度向上、苦手科目の克服など、多くのメリットがあります。
しかし、一方で、費用や時間的な負担、子どもへのストレスなどのデメリットもあります。
塾に通うかどうかは、子どもの学習状況や性格、家庭環境、将来の目標などを総合的に考慮して、慎重に判断する必要があるでしょう。
また、塾選びも大切です。
子どもの性格や学習スタイルに合っているか、教育方針やカリキュラムはどうか、講師の質や相性はどうか、費用や通塾のしやすさはどうかなどを、しっかりと確認しましょう。
この記事が、小学生の子どもを持つ保護者の皆様にとって、塾選びの一助となれば幸いです。
そして何より大切なのは、塾に通うかどうかにかかわらず、子どもが楽しく学び、成長できる環境を整えること。そう心掛けていきましょう。