今回は羽水高校合格へ向けてすべきことは何か、徹底解説いたします。
「受験」が初めてという方も、どの時期に何をするべきかこれを見れば一気に解決!受験ノウハウを理解し、志望校合格を目指しましょう。
1.羽水高校の倍率
受験をするうえでは、ライバルがどのくらいいるのか把握することが大切です。
羽水高校は令和5年度、300名以上が受験しました。福井県内では受験者数第2位の大変人気の高い高校です。
🌸令和5年度の募集人数と倍率
普通科 | 探究特進科 | |
倍率 | 0.69倍 | 4.93倍(2年連続で県内最高倍率) |
募集人数 | 252名 | 28名 |
※志望変更前の普通科の実質的な倍率は1.5倍、探究は5.57倍
一見倍率割れをしているように見えますがあくまで第1志望倍率。第2志望を含めた実質的な倍率は1.1倍程度となっています。
県立高校は倍率が1.1倍以上になると志望変更される傾向があるので、普通科も十分に人気のある高校と言うことができるでしょう。
令和4年と比較しても競争率がわずかに上がっていますので、羽水高校の高い倍率はしばらく続くと予想しています。
メモ
倍率1.1倍以上 = 不合格のリスクがあるため志望変更が増える
2. 羽水高校合格に必要な5つの学力
合格の目安として、以下の5つの指標があります。
合計点数
「テストで平均点くらい」という方は、すぐに学習量を増やしましょう。
テストにもよりますが、足羽中や至民、一中などの中学校では平均点が300点前後である傾向があります。
学力診断テストや一般入試では、確認テストや定期テストの点数と比較して10~20%点数が下がります。(通常のテストと比較して難易度が上がるため)
一般入試の5教科合計点数の平均点はB問題でおよそ300点です。一般入試でこれくらいの点数をとることができれば合格は一気に近づきます。
この点数をとるためには平均点を抜け出さなくてはなりません。まずは350点を目指してください。探究の場合は450点を目指しましょう。
校内順位
各学校、テスト結果通知の際に校内順位が記入されていますが、これの上位40%以内を目指しましょう。(足羽だと50位以内目安)
ここでは、先ほどの平均点以上が獲得できていれば必要な順位を獲得できると思われます。ただ、学年の真ん中くらいの成績では普通科でも合格は厳しいと考えるべきでしょう。
🌸目標校内順位
普通科 | 探究特進科 |
上位40%以内 | 上位5%以内 |
合格判定
中学3年生は県内の有力模試「福井新聞模試」の受験ができます。この模擬試験で合格判定B以上の獲得を目指しましょう。
福井新聞模試では同じ学校を志望する人数が明記されており、そのなかで自分が何位なのかを知ることができます。
🌸福井新聞模試のお申し込みについて
なお、福井新聞模試はサクラサクセスでも申込み・受験することができますのでお気軽にお問い合わせください。
お申し込みはコチラ
内申
福井県の県立高校は3年生の成績が調査書の点数となります。課外活動の評価点はそれほど高くなく、やはり成績の比重が高いです。
メモ
学力診断テスト(11月)が重要
普通科・探究特進科の成績目安は以下の通りです
特進併願合格
羽水高校を受験する方は私立高校の併願受験をしない方がいます。これは入試制度改革により、私立特進以外の併願が基本的にできないことが理由になっていると言われています。また、親世代のイメージから、羽水高校は平均的な高校であるため併願が必要ないと考えられている方も多くいらっしゃいます。
ですが、時代は変わりました。探究特進科はもちろん、普通科志望の方も必ず私立の特進併願を受験するようにしましょう。
私立の特進に併願合格することができれば、普通科に合格する実力があると考えて良いです。(探究特進科は併願合格が絶対条件)
羽水高校を受験する場合は必ず私立併願を受験し、合格を勝ち取ってから受験するようにしてください。
3.羽水高校合格への道
ここでは、必要な学力をつけるための学習スケジュールについてお話します。
何よりも必要なことは基礎学力です。基本的な問題を解く力がなければ合格を勝ち取ることは難しいでしょう。
計算ミスや綴り間違いなどのミスがなくならない限りは一般入試問題で点数を稼ぐことは難しいですし、各教科応用的な問題もある程度解く力が必要です。
そういった力を2月までにつけるため、計画的な学習スケジュールが必要です。サクラサクセスでは羽水高校志望の3年生を4つの期間に分けて考えています。
4~6月
予習期 |
復習と予習の並行 |
7~9月
知識拡充期 |
知識をつける・練習問題を一人で解けるように |
10~11月
学診期 |
実践的な問題や学診の過去問 |
12月以降
受験直前期 |
弱点補強 過去問 過去問類題 |
▼詳しくは以下の通りです
4~6月:予習期
3年生の学習と1~2年生の復習を並行して行う力をつける期間です。
3年生は確認テストの回数が増えるため、どうしても復習の時間を作らなければなりません。そのため、この時期は学習時間の拡大を図っています。
7~9月:知識拡充期
学力診断テストに向けてこれまで学習した範囲すべての復習と実戦問題の演習を行います。
単に復習をするだけではなく、知識の問題への落とし込みを図る時期です。また、1、2年生の学習が不足している人にとっては大量にインプットをする時期でもあります。
この時期、個別指導塾サクラサクセスでは、普通科は「ファイナルステージ」、探究科は「ウィニングフィニッシュ」というテキストを用いて、9月末までに1年生から3年生の夏までの学習範囲の練習問題を解くことができるようになることを目指します。
これができれば夏の終わり頃には学力診断テストの過去問でも対応できる力が付いています。
10~11月:学診期
学力診断テスト本番に向けた問題傾向の確認と、実戦問題の対応力を磨きます。
また、2学期が本格的に始まっているので、復習だけでなく3年生範囲も学習しなくてはならない受験生にとっては最も忙しい時期になります。
先程の「ファイナルステージ」「ウィニングフィニッシュ」の実戦問題を解くことがこの時期の学習目安になり、本格的に学力診断テストなどの重要テストに出題されるレベルの問題を取り扱うようになります。
この期間、サクラサクセスでは学力診断テスト対策として秋期講習を予定していますので、過去問を解くだけで終わらせない勉強ができるような力をつけてもらっています。
12月以降:受験直前期
過去問を中心本格的な受験勉強に入ります。
サクラサクセスでは福井県の過去問はもちろん、他県でも福井県に近い出題形式をとる県の過去問も扱い、問題演習量を担保します。
普通科・探究特進科の方それぞれ、学診・福井新聞模試・過去問の点数をもとに必要な学習・必要な単元を一つ一つ習得していき、解ける問題の数と幅を1つでも多くしていく時期になります。
また、この時期には「ファイナルステージ」「ウィニングフィニッシュ」を複数回周回しており、解けない問題がなくなっている状態になっていれば一般入試でも十分な点数を確保できるようになっています。
4.最後に
羽水高校合格のためにはたくさんの問題集は必要ありません。また、特別難しい問題集にチャレンジする必要もありません。
公立過去問に則った問題集を完璧に仕上げ、学力診断テストや受験問題を解く力を確実につけることが求められています。
これまで述べたことをぜひ実践していただき、羽水高校合格を目指しましょう!
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