学習内容解説ブログサービスリニューアル・受験情報サイト開設のお知らせ 学習内容解説ブログをご利用下さりありがとうございます。 開設以来、多くの皆様にご利用いただいております本ブログは、 より皆様のお役に立てるよう、2020年10月30日より形を変えてリニューアルします。 以下、弊社本部サイト『受験対策情報』にて記事を掲載していくこととなりました。 『受験対策情報』https://www.sakusakura.jp/examination/ 『受験対策情報』では、中学受験/高校受験/大学受験に役立つ情報、 その他、勉強に役立つ豆知識を掲載してまいります。 ぜひご閲覧くださいませ。今後とも宜しくお願い申し上げます。 |
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さて、そろそろさくらっこ君と先生の授業が始まるようです♪
今日も元気にスタート~!
品川先生
みなさまこんにちは、鳥取駅南口前教室の品川です。
鳥取市の学校は、最近夏休みに入りました!
みんなもそうかな?
夏休みは宿題がいっぱい出てやる気がでないよ~
という方もおられることかと思います。
溜め込んで夏休み最終日に泣いてしまわないように、
今のうちから計画的に取り組みましょうね!
本日は仮定法の解説最終回です!
特殊な表現についてお話していきます。よろしくお願いいたします。
夏休みの宿題をため込むと後で必ず後悔するから、
計画的にしっかり取り組んでいくよ~!
今日は仮定法の最終回だね!
よろしくお願いします!!
仮定法未来
品川先生
仮定法未来とは、
この先ありそうもないことや、ほとんどありえないことを仮定する際に使う表現です。
①Were to+動詞の原形
「もし仮に~なら」と実現の可能性がほとんどないようなことを仮定するときに使います。
主節は<shouldあるいは助動詞の過去形(could/would/might)+動詞の原形>の形です。
例文
If I were to be reborn, I would be a statesman.
(もし仮に生まれ変わるなら、私は政治家になるでしょう。)
ここでは、
「生まれ変わることはない(←未来の話)が、もし生まれ変わることがあれば政治家になる」と、
未来のありえないことを仮定しています。
また、文脈によっては、
「たとえ~しても(=even if~)」の意味になることもあります。
例文
If the sun were to rise in the west, I would never change my mind.
(たとえ太陽が西から昇るようなことがあっても、私は決して決心を変えません。)
太陽が西から昇ることって不変の真理で絶対にありえない話ですよね。
この先もしその事実とは異なってしまった場合の仮定を話しています。
②Should+動詞の原形
If節の動詞を<should+動詞の原形>の形にしても、
「万一~ならば」と実現の可能性がほぼないことを仮定する文になります。
主節の助動詞はなんでもおくことができます。
例文
What shall I tell him if he should come here right now?
(万一彼が今すぐここに来たら、彼に何と言いましょうか?)
彼がここに来るのはありえないが、来たときのことを仮定した話をしています。
ここでひとつおさらいです。
『Shall I ~?』で、「(自分が)~しましょうか?」という意味になります。
テストでもよく出てくるので思い出しておきましょう!
また、主節が命令文の場合もあります。
例文
If she should come here, please tell her to wait for a while.
(万一彼女がここに来たら、しばらく待つように伝えてください。)
「もし~がなければ」
これは仮定法の慣用表現として覚えてしまいましょう。
模試やセンター試験でも問われることが多いですよ!
長文にもよく出てきます。
①「もし~がなければ」
例文
・If it were not for ~(もし~がなければ)※現在のことを仮定しています。
If it were not for your kindness, we would be in poverty.
(あなたのご親切がなければ、私たちは貧窮しているでしょう。)
例文
・If it had not been for~(もし~がなかったら)※過去のことを仮定しています。
If it had not been for your advice, his plan wouldn’t have succeeded.
(あなたの助言がなかったら、彼の計画はうまくいかなかったでしょう。)
②Without ~ = but for ~
こちらの表現も「もし~がなければ」の意味を表します。
主節が仮定法過去なら「もし(今)~がなければ」、
仮定法過去完了なら「もし(あの時)~がなかったら」と訳します。
例文
Without your care, the flowers would wither.
=If it were not for your care, the flowers would wither.
(あなたの世話がなければ、花は枯れてしまうでしょう。)
例文
But for the money, I could not have bought this.
=If it had not been for the money, I could not have bought this.
(そのお金がなかったら、私はこれを買うことができなかったでしょう。)
③「~があれば/~があったならば」
先ほど、『without~』という表現は「~がなければ」という意味であることをお話しました。
それとは反対に、『with~』で、
「(今)~があれば」「(あの時)~があったならば」という意味を表します。
Without~と同じく、仮定法過去にも仮定法過去完了にも使えます。
例文
With a little more money, I could buy[could have bought] that bag.
(今〔あの時〕もう少しお金があったら、そのかばんが買える〔買えた〕のに。)
Ifの省略による倒置/if節に代わる表現
①ifの省略による倒置
If節の接続詞ifが省略されると、仮定法のwereまたは助動詞が主語と入れ替わり、
<Were+主語~>,<Had+主語+過去分詞~>,<Should+主語~>の形になります。
ただし、仮定法では主語が『I』の場合でも、
be動詞はwereを使用するのが基本的なルールでしたね。
例文
Were I in your place, I would not do such a thing.
=If I were in your place, I would not do such a thing.
(もし私があなたの立場なら、そんなことはしないでしょう。)
このように、主語が『I』の際は倒置をしてもbe動詞はwereとなり、
『Were I ~』と表すので注意しましょう!
②if節に代わる表現
If節の代わりに、
名詞・不定詞・現在分詞/過去分詞・前置詞などが仮定の意味を表すことがあります。
主語に仮定の意味が含まれる場合
Even a child could understand that.
(子供でさえもそのくらいは理解できるのに。)
不定詞や現在分詞/過去分詞に仮定の意味が含まれる場合
To see him at work, you would think he was very hardworking.
(彼が仕事をしているのを見れば、あなたは彼がとても勤勉だと思うでしょう。)
前置詞句に仮定の意味が含まれる場合
With a little more patience, you could have passed the exam.
(もうちょっと我慢すれば、試験に合格できたのに。)
などなど、さまざまな言い方があります。
いかがでしたか?
ここまで、仮定法について3回に分けてお話をしてきました。
仮定法は覚えることがたくさんあって大変な文法ですが、試験では必ず問われます。
長文の中でも使われやすいです。
一度整理してみて、表現方法をこの夏のうちに思い出しておきましょう!
でも、この単元をマスターすれば試験でしっかり点が取れるから、頑張らなきゃね!
この夏でしっかりと勉強するぞ~!
品川先生ありがとうございました!!
最後までお読みくださりありがとうございます♪
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友だちも誘って、ぜひ一度体験しに来てくださいね!