塾選びのポイント

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

「大学受験のために塾に通わせたいけど、いつからがベストなの?」

「周りの子はいつから塾に行き始めてるんだろう…」

「早すぎても負担にならないか心配だし、遅すぎても手遅れにならないかしら…」

大切なお子様の大学受験、塾選びは慎重になりますよね。

お子様の状況や志望校によって、最適なタイミングは異なります。

この記事では、大学受験の塾はいつから通うべきか、学年別・状況別・志望校別に詳しく解説します。

塾選びのポイントや、塾なしで合格する方法についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、お子様に合った塾選びの参考にしてください。

適切な時期に塾をスタートさせれば、志望校合格への道がぐっと近づくはずです。

【調査結果】高校生の通塾割合はおよそ3~4割

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

ベネッセ教育総合研究所の調査によると、高校生1年生~3年生の通塾割合はおよそ3~4割という結果が出ています。

◆調査対象3 ~18歳(高校3年生)の子どもを持つ母親16,170名

Q この1年間で、お子様が定期的に通っている塾・教室はありますか。

Q この1年間で、お子様が定期的に通っている塾・教室はありますか。

出典:ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」

以下の表は、上記の表から「高校生」のみを抜粋した表です。

学年 男子 女子
高校1年生 32.0% 37.1%
高校2年生 38.3% 38.6%
高校3年生 36.1% 35.7%

以下の表は、定期的に通っている塾・教室の種類の割合を表した表です。

順位 塾・教室の種類 割合 (%)
1 受験勉強をするための塾(進学塾) 20.8
2 学校が行う補習教室(放課後や土日など) 6.2
3 学校の補習をするための塾(補習塾) 5.1
4 英会話・英語教室 4.6
5 習字/硬筆 2.8
6 計算や漢字などのプリント教材教室 1.1
7 そろばん 1.1
8 算数・数学教室 1.1
9 能力開発のための幼児教室 0.2
10 国語・作文教室 0.2

この調査結果からもわかるように、多くの子どもたちが大学受験に向けて塾に通っていることがわかります。

しかし、周りが通っているからといって、必ずしも塾に通わなければならないわけではありません。

大切なのは、子どもの状況や学習進度、志望校などを考慮して、塾に通うかどうか、いつから通うかを決めることです。

周りの状況に流されず、お子様にとって最善の選択をしましょう。

大学受験、塾はいつから通うべき?学年別メリット・デメリット

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

大学受験のために塾に通い始める最適な時期は、子どもの学年によって異なります。

ここでは、高校1年生、2年生、3年生それぞれの学年から塾に通う場合のメリットとデメリット(注意点)を解説します。

高校1年生から塾に通う場合

高校1年生は、大学受験までまだ時間的な余裕があります。

この時期から塾に通うことで、基礎学力をしっかりと固め、学習習慣を確立できるというメリットがあります。

メリット

高校1年生から塾に通う最大のメリットは、早期から大学受験に向けた準備ができることです。

学校の授業の予習・復習はもちろん、基礎学力を徹底的に強化できます。

また、早い段階で学習習慣を身につけることで、高校2年生以降の学習がスムーズに進みます。

さらに、塾に通うことで、大学受験に関する情報や、同じ目標を持つ仲間との出会いも得られます。

これらの経験は、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

デメリット(注意点)

高校1年生から塾に通う場合、注意点もあります。

まず、塾に通う期間が長くなるため、費用がかさむことです。

家計への負担も考慮して、塾に通うかどうかを検討する必要があるでしょう。

また、部活や習い事など、勉強以外の活動との両立が難しくなる場合もあります。

しかし、受験までまだ時間があるため、モチベーションを維持するのが難しいという声も聞かれます。

焦らず、計画的に学習を進めることが大切です。

高校2年生から塾に通う場合

高校2年生は、部活動や学校行事などが忙しくなる時期ですが、志望校を意識し始める時期でもあります。

この時期から塾に通うことで、高校1年生の学習内容の復習と、応用力の養成をバランスよく行うことができます。

メリット

高校2年生から塾に通うメリットは、高校1年生で学んだ内容の復習と、応用力の養成を効果的に行える点です。

多くの塾では、高校2年生の学習内容に加えて、受験に必要な基礎知識の定着を図るカリキュラムが組まれています。

また、志望校を具体的に考え始める時期でもあるため、塾の進路指導や面談などを通して、目標を明確にできます。

周りの友人が塾に通い始めることも多く、刺激を受けてモチベーションを高められるでしょう。

デメリット(注意点)

高校2年生は、部活や学校行事が最も忙しくなる時期と重なる場合があります。

塾に通う時間を確保するのが難しく、両立に苦労することも考えられます。

また、高校2年生から塾に通い始める場合、塾の選択肢が広がり、どの塾を選べば良いか迷ってしまう可能性もあります。

体験授業などを活用し、自分に合った塾を慎重に選ぶことが大切です。

高校3年生から塾に通う場合

高校3年生は、いよいよ受験本番が近づいてくる時期です。

この時期から塾に通うことで、受験直前の対策に集中できます。

実践的な問題演習を積んだり、最新の受験情報を得たりできます。

メリット

高校3年生から塾に通うメリットは、受験対策に特化した学習ができることです。

多くの塾では、志望校の入試問題の傾向に合わせた実践的な問題演習や、模擬試験などを実施しています。

また、最新の受験情報を入手できるため、入試制度の変更や出題傾向の変化などにも対応できます。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨することで、モチベーションを高く維持できるでしょう。

デメリット(注意点)

高校3年生から塾に通う場合、注意しなければならない点もあります。

まず、基礎学力が不足している場合、集団塾では授業についていくのが難しくなる可能性がある点です。

また、限られた時間の中で最大限の成果を出さなければならないため、精神的な負担が大きくなることも考えられます。

高校3年生からの入塾を受け入れる塾は限られていることもありますが、個別指導塾などでは柔軟に対応してくれるケースも多いです。

例えば、サクラサクセスでは、生徒一人ひとりの状況に合わせていつでも入塾相談を受け付けています。

塾選びは慎重に行い、早めに行動することが大切です。

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【状況別】中高一貫校生・部活生の塾に行くタイミング

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

子どもの状況によっても、塾に通うべき最適なタイミングは異なります。

ここでは、中高一貫校生と部活生の場合について解説します。

中高一貫校生はいつから塾に通うべき?

中高一貫校では、6年間を見据えた独自のカリキュラムが組まれていることが多く、高校の学習内容を先取りして学習するケースも少なくありません。

そのため、学校の授業についていくのが難しくなったり、大学受験対策が遅れたりする可能性があります。

中高一貫校生が塾に通うメリットは、学校の授業のフォローや、大学受験対策の強化ができることです。

一方、学校の授業と塾の授業の進度や内容が異なる場合、負担が増える可能性もあります。

中高一貫校生におすすめの塾は、個別指導や、学校のカリキュラムに合わせた指導をしてくれる塾です。

学校の定期テスト対策と大学受験対策を両立できる塾を選ぶと良いでしょう。

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部活生はいつから塾に通うべき?

部活をしている子どもは、塾に通う時間を確保するのが難しい場合があります。

部活と勉強の両立のためには、時間の使い方を工夫したり、効率的な学習方法を身につけたりすることが大切です。

部活生におすすめの塾は、個別指導や、オンライン授業に対応している塾です。

また、部活のスケジュールに合わせて授業時間を調整できる塾や、短時間で効率的に学習できるカリキュラムを提供している塾を選ぶと良いでしょう。

スキマ時間を活用したり、集中して学習したり、理解度を重視した学習をしたりする工夫が必要です。

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【志望校別】大学受験の為に塾へ行くタイミング

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

志望校のレベルによっても、塾に通うべきタイミングは異なります。

ここでは、難関大学、中堅大学、国公立大学、私立大学を目指す場合に分けて解説します。

難関大学を目指す場合

難関大学を目指す場合は、できるだけ早い時期から塾に通い始めることが推奨されます。

遅くとも高校2年生の夏休みまでには、塾に通い始めるのが理想的です。

難関大学の入試問題は難易度が高く、対策には時間がかかるため、早期からの対策が大切になります。

塾では、難関大学合格に必要な高度な学力や、応用力を身につけるための指導を受けることができます。

中堅大学を目指す場合

中堅大学を目指す場合は、高校2年生の後半から、または高校3年生の始めから塾に通い始めるのが一般的です。

基礎学力をしっかり固め、志望校の入試問題の傾向に合わせた対策をすることが重要です。

塾では、基礎学力の定着と、応用力の養成をバランスよく行うことができます。

また、志望校の過去問演習などを通して、実践的な力を養うことができます。

国公立大学を目指す場合

国公立大学を目指す場合は、共通テスト対策と、各大学の個別試験対策の両方が必要になります。

そのため、高校2年生の後半から、または高校3年生の始めから塾に通い始めるのが一般的です。

塾では、共通テスト対策として、幅広い科目の基礎学力を強化し、個別試験対策として、志望校の出題傾向に合わせた演習を行います。

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私立大学を目指す場合

私立大学を目指す場合は、志望校の入試科目や出題傾向によって、塾に通うべきタイミングが異なります。

一般的には、高校2年生の後半から、または高校3年生の始めから塾に通い始めることが多いです。

塾では、志望校の入試科目に特化した対策や、過去問演習などを通して、合格に必要な学力を効率的に身につけることができます。

塾なしで大学受験に合格できる?独学のメリット・デメリット

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

塾に通わなくても、大学受験に合格することは可能です。

ここでは、独学で大学受験に挑戦するメリットとデメリットを解説します。

独学のメリット

自分のペースで学習できる

独学の最大のメリットは、自分のペースで学習できることです。

塾の授業のように時間に縛られることなく、自分の理解度に合わせて学習を進めることができます。

苦手な分野はじっくりと時間をかけて克服し、得意な分野はどんどん先に進めるなど、自分に合った学習計画を立てられます。

費用を抑えられる

塾に通うと、授業料や教材費など、多額の費用がかかります。

一方、独学であれば、参考書や問題集の購入費用程度で済むため、経済的な負担を大幅に軽減できます。

浮いたお金を、他の学習教材や、受験費用などに充てることができるでしょう。

時間や場所に縛られない

独学は、時間や場所に縛られずに学習できる点も魅力です。

塾に通う必要がないため、通学時間を節約できます。

また、自宅や図書館、カフェなど、自分の好きな場所で勉強できます。

自分の生活リズムに合わせて、自由に学習時間を設定できるため、効率的に学習を進められます。

独学のデメリット

モチベーションの維持が難しい

独学は、一人で学習を進めるため、モチベーションを維持するのが難しい場合があります。

塾のように、周りに一緒に勉強する仲間や、競争相手がいないため、孤独を感じたり、やる気を失ったりすることがあります。

自分で目標を設定し、計画的に学習を進める強い意志が必要です。

わからない問題を解決しにくい

独学で学習していると、わからない問題が出てきたときに、すぐに質問できる相手がいません

参考書やインターネットで調べても解決できない場合、学習が滞ってしまうことがあります。

学校の先生や、オンラインの質問サイトなどを活用して、わからない問題を解決できる環境を整えておくことが大切です。

受験情報を入手しづらい

塾に通っていると、最新の受験情報や、志望校の出題傾向などを入手しやすいですが、独学の場合は、自分で情報を集める必要があります。

インターネットや書籍などを活用して、積極的に情報収集を行う必要がありますが、情報の取捨選択が難しい場合もあります。

信頼できる情報源を見つけ、常にアンテナを張っておくことが大切です。

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大学受験に向けた塾の選び方

【通塾率は約4割】大学受験の塾はいつから行くべき?学年・状況・志望校別に解説!

大学受験に向けて塾を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。

ここでは、塾選びで失敗しないためのポイントを解説します。

塾の種類を確認する

塾には、大きく分けて「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業塾」の3つの種類があります。

集団指導塾は、講師が複数の生徒に対して授業を行う形式で、競争意識を高めながら学習できます。

個別指導塾は、講師と生徒が1対1、または少人数で授業を行う形式で、生徒一人ひとりの理解度に合わせて指導を受けられます。

映像授業塾は、プロの講師による授業映像を視聴して学習する形式で、自分のペースで学習できます。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った塾の種類を選びましょう。

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体験授業を受ける

多くの塾では、入塾前に体験授業を受けることができます。

体験授業では、実際の授業の雰囲気や、講師の教え方などを確認できます。

自分に合った塾かどうかを見極めるためにも、必ず体験授業を受けるようにしましょう。

複数の塾の体験授業を受けて、比較検討するのもおすすめです。

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講師との相性を確認する

塾の講師との相性は、学習効果に大きく影響します。

体験授業や面談などを通して、講師の教え方や人柄を確認し、自分に合った講師かどうかを見極めましょう。

質問しやすい雰囲気かどうか、自分の質問に丁寧に答えてくれるかどうかも、大切なポイントです。

カリキュラムや教材を確認する

塾のカリキュラムや教材が、自分の学習目的に合っているかどうかを確認しましょう。

志望校のレベルや入試科目に合わせたカリキュラムが組まれているか、教材はわかりやすく、使いやすいかなどをチェックしましょう。

また、定期的な模試や、進路指導などが充実しているかどうかも確認しましょう。

合格実績を確認する

塾の合格実績は、塾選びの重要な判断材料の一つです。

志望校の合格実績が豊富かどうかを確認しましょう。

ただし、合格実績は、あくまでも参考程度にとどめ、塾の雰囲気や、自分との相性なども考慮して、総合的に判断することが大切です。

費用を確認する

塾の費用は、塾の種類や、受講する講座の数などによって異なります。

授業料だけでなく、教材費や、その他の費用(入会金、施設利用料など)も確認しましょう。

複数の塾の費用を比較検討し、無理なく通える塾を選びましょう。

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通いやすさを確認する

塾の場所や、通塾にかかる時間も、塾選びの重要なポイントです。

自宅や学校から近いかどうか、交通手段は便利かどうかなどを確認しましょう。

通塾に時間がかかりすぎると、勉強時間が減ってしまったり、疲れてしまったりする可能性があります。

無理なく通える範囲の塾を選びましょう。

まとめ

大学受験の塾に通い始める時期は、子どもの学年、状況、志望校によって異なります。

この記事で紹介した情報を参考に、子どもとよく話し合い、最適なタイミングで塾をスタートさせましょう。

また、塾選びも大切です。

体験授業を受けたり、資料を請求したりして、子どもに合った塾を見つけましょう。

塾に通うことが必ずしも正解ではありません。

独学という選択肢もあります。

大切なのは、子どもが自分に合った方法で、志望校合格に向けて努力することです。

保護者として、子どもの意思を尊重し、サポートしていきましょう。

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