鳥取エリア教室ブログ

英語が苦手!?

2019.02.11

米子駅前教室 学習方法

こんにちは。

サクラサクセス 米子駅前教室の野田です。

米子駅前高校部にも合格のお知らせに来てくれる生徒が増えてきました。

今月末からは国公立大学の個別試験が始まります。

みんながんばれ!!

 

さて、今日は英語が苦手という学生に向けて、ここを意識してほしいという事項をお話しします。自分は医学科出身で英文科卒ではありません。あくまでも自分が英語を勉強してきて、ここに意識出来るようになったら英語力がぐんと伸びたということを書いていきます。

なんせ、中学生の時、英検3級に失敗したこともあるくらいでしたので。。。。

その時気付けていれば、、、、、!!

 

 

英語は言いたいことを先に言う文化 + 突っ込み

「主語がどうする(した)。」というように、英語は主語述語を先にはっきり言ってしまうのが基本の言語ですよね。それだけで内容がわかればそこまで。でも「何を?」「誰に?」と突っ込みたくなる内容がまだあれば、それがつづきます。または、より詳しく内容を伝えるための語句などが説明のために入ってきます。こういったことを5文型として習っていると思うのですが、第N文型だからこうなるとか、文型の数字にこだわっている生徒さんに限って英語が苦手な子が多いように感じます。英語を読んだり書いたりするときは、結論(述語)を先にいって、後は「突っ込み」をいれて対応していきましょう。自分はここに意識できたのは、何と高校を卒業してからでした。(もう30年たとうとしている。。。)気付いたら、英語が本当に楽になりました。

 

 

日本語の文法用語知ってる?

英語が苦手という生徒と話すと、形容詞や副詞の働き、そもそも形容詞って?副詞って?といったところが怪しいことが多いです。品詞=詞(ことば)についてちょっと説明。

おおざっぱにですが、「形容詞」は様子、形、心情を表す言葉で名詞の事を形容(説明)することが多い詞、「副詞」は形容詞が説明できない品詞(動詞など)や文章を説明する詞といえます。「前置詞」は前に置く詞と書きますね。何の前におきますか?名詞ですね。

例外はありますが、基本を押さえてから例外や特殊用法を覚えるようにすると楽ですよ。

日本語文法の用語が分かれば、英文法の説明もちょっとは分かりやすくなります。

 

ありえない語順を書かない!

英語は単語力が重要であるのは言うまでもありませんが、それ以上に意識すべきところがあります。苦手な子に多いのが、そこにそれは書かないよっていう位置や語順に英語を書いてしまう事が多いのです。少なくともBe動詞が「=」か「存在」を表す言葉と常に意識しておいてほしいです。普通は助動詞の直後に一般動詞過去形、来ないですよ~~~。間違える生徒の多くは、理解はしているけど時々なぜかありえない語順で書いてしまうようです。英語を書く時の意識ではないかと感じています。

 

 

分詞って?

分詞は文字通り分かれた詞と書いてあります。何から何に分かれたのでしょう?

そう、動詞から形容詞の働きをする詞に分かれたのです。進行形や受け身の時、be動詞の直後にあるあれです。現在分詞とか過去分詞とか呼ばれますね。元の動詞が「する」系の動詞なら、動作主体、または形容されているものが「している」なら現在分詞を選べばいいですね。元の動詞が「される」系の動詞なら、動作主体、または形容されているものが「されている」なら過去分詞を選べばいいのです。元の動詞が「されている」系の動詞なら逆ですよ。

つまり、動作主体や形容されている相手、すなわち修飾されている語句に意識をしっかり持っていれば分詞も怖くないのです。そもそも、進行形や受け身のbe動詞の直後、ここは形容詞がいる位置ですしね。「主語がその状態である」の関係です。

過去分詞が形容詞の例:「中古車」=「使われた車」=「used cars」

 

その他の注意事項

よく学校の先生に時制を注意しなさいといわれませんか?まさに時制が怪しい生徒も散見します。完了形や仮定法内での時制は難しくても、理屈を考えていけば7割は正解にたどりつけます。そう、こうだからこの文章はこう出来ているという理由づけをしながら英語を勉強してみてください。かなり変わると思います。なんとなく読める、できるを続けていると、学校の定期テストはいいけど、模擬試験はさんざんというパターンにはまりますよ。ただし、英語には決まりきった表現、使い方もあります。それは、さすがに丸覚え!

基本文をつなげていけば長文も作れます。接続詞や関係詞がのりになりますね。

 

慣れも重要

耳を慣らせとよくいいます。これからの英語は4技能が評価されるようになります。スピーキングより、先にリスニングを鍛えておきましょう。これは英語を沢山耳にすることが大切です。また、沢山のフレーズを覚えていきましょう。先程、こう出来ているという理由づけをしながら英語を勉強してみてくださいと書きましたが、正しいフレーズが頭に残っていると、それをもとに正解にたどり着ける確率が上がります。(学校の先生からたくさんの例文暗記の課題が出ませんか?)理屈で覚えるのが苦手なタイプ程、この慣れからの習得が必要です。ただし、この方法、相当繰り返しと時間が必要な方が多いハズです。テスト前の一夜漬けは間に合わないことが多いですよ。慣れると、なんとなくいつもこうだよねっていうことにも気づく事があります。

 

おまけ

主語が⇒どうする⇒何(誰)を(に)⇒どのように

これが基本語順(どうする以下は突っ込みを入れながら)ですが、この後、場所や時間、理由の説明で文章や動詞を修飾するとき(副詞の働き)どんな順番で書くでしょうか?

ご存知の方、根拠があったら教えてください。

自分は経験的に、何処⇒何時⇒なぜの順が多いと感じています。実際これでOKでした。

 

この他にも、動名詞や不定詞等、書きたいことはいっぱいありますが、そこは参考書や塾にお任せしましょう。

 

最後に今日の写真の意味の違いは分かりますか?

命令形で書いていますので、片方は意味的にあまり使わない表現にはなっていますが、用法の違いを理解するには良い並びだと思います。これってタバコを吸っていますか?(写真)

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